売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【値付け】レトルトのパスタソースの価格

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日、通勤で歩いていると、よくっていたラーメン店が閉店しているのに気づきました。

近所ではもう2店舗目になり、コロナの影響がじわじわ広がっているのを感じます・・・

 

それでは「売れるヒント」第983号です。

---------------------------------------------------------------------------------

■先日、帰宅途中にファミリーマートに寄りました。

f:id:ryo596:20201110074842j:plain

こちらはレトルトや缶詰などの売り場です。

 

■ちょっとした時に便利な食品が揃っています。

その中に「予約でいっぱいの店のボロネーゼ」「予約でいっぱいの店のカルボナーラ」という商品がありました。

こちらはパスタソースですが、1食分で237円とは、意外に高価だと感じました。

それだけ、一流のシェフ監修であり、秘伝のソースということなのでしょう。

 

■ここでの気づきは「値付けの基準を変える」ということです。

ミートソースは、スーパーでよく見る缶入りが有名ですが、調べると1食分レトルトも増えているようです。

それを見てみると、1食あたり100円台ですので、200円台というのは高い感じがします。

一方で、カレーのレトルトは価格の幅が広がっていて、1食100円以下のものもあれば、500円のものもあり、200円台は普通の感じです。

カレーと比べると、このミートソースは普通の価格と感じますね。

 

■このように、今までの同カテゴリーと比べるか、進んだ他カテゴリーと比べるかによって、価格の受ける印象が変わってくると思います。

顧客に何と比べてもらうかによって、高価格に挑戦できるかもしれない、と感じた「ミートソースの価格」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの価格は、顧客にどのように思われているでしょうか。

他カテゴリーと比べてもらうことによって、そのイメージを変えることができるかもしれません。

比べてもらうためには、陳列場所を隣にしたり、パッケージを似せたりなど、いろいろな工夫が考えられるかもしれません。

---------------------------------------------------------------------------------

それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!