売れるヒント

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【物語力】ビールで歴史を語る

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日、久々に外食のカレー店に行きましたが、お客が私1人しかいませんでした。

やはり引き続き飲食店にとって厳しい状況が続いているのですね。

 

それでは「売れるヒント」第978号です。

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■先日、近所のスーパーで買い物しました。

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こちらはお酒のコーナーです。

 

■平日はお酒は飲まないようにしているのですが、時々新商品は買います。

また、ノンアルコールビールは、飲んでも酔ったりの影響がないので、時々飲んでいます。

今回売り場を眺めていると、「龍馬1865」という異色のノンアルコールビールがありました。

これは、坂本龍馬が初めてビールを飲んだのが1865年だったということらしいです。

歴史好きなので興味があり、ついつい買ってしまいました。

 

■ここでの気づきは「歴史をからめると伝統を感じさせる」ということです。

今回のビールは、そのビール自身の歴史というわけではないのですが、なんとなく伝統のある商品であるような感じがしました。

全てのビールに関係のある、歴史の出来事なのですが、それを使うことは正解だったと思います。

歴史を使ってPRすることの効果を感じました。

 

■このように、伝統がある商品ですと信頼感が増すわけですが、その伝統を感じさせるのが歴史の訴求ということですね。

このような手法を歴史好きの私は使ってみたい、と感じた「龍馬1865」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの業界で、歴史を語ることはできないでしょうか。

自社に関係ない場合でも、その業界の歴史を語ることで、伝統を感じさせることができるかもしれません。

商品やサービスの内容や品質などに関係なく、ブランドが作られて、新たな売れるヒントが見つかるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!