売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】伝統のブランドの訴求

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は終日休みでしたが、夕方から家電量販店に仕事の用事で偵察に行きました。

iPhone12の予約の人でごった返していました。お店もその人の呼び込みに必死でした。

コロナで消費需要が減っている中で、貴重な需要なのだと思います。

 

それでは「売れるヒント」第968号です。

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■昨日、近所のスーパーに買い物に行きました。

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こちらはお酒売り場の写真です。

 

■サッポロラガービールが並んでいました。

紅葉の装飾など、すっかり秋の雰囲気です。

よく見ると、デザインが伝統の赤い星のようで、復刻版のようです。

「since 1876」とあるように、日本で一番古いブランドだそうで、歴史を感じますね。

 

■ここでの気づきは「長く続いているという信頼」です。

考えてみると、明治時代から続いているブランドだからといって、味にはあまり関係がないと思います。

そうは言っても、やはり長い歴史に耐えてきたということは、信頼を感じさせますね。

特に日本では、長く続いていることをアピールすることが、信頼につながるのかもしれません。

 

■このように、味や効果などの機能よりも、歴史というブランド力を主張した方が良い場合もあるということですね。

このような訴求要素を使い分けていきたい、と感じた「キリンラガービール」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、長く続いている歴史などのブランド力を訴求することはできないでしょうか。

その商品が淘汰されずに続いているということだけで、商品の信頼が感じられるかもしれません。

機能よりもそのようなイメージを訴求する方が良い場合もあるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!