【POP】ゼリードリンクを飲もうかと思ったPOP
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
先日聞かれたのが「記事の出来の良し悪しはありますか」ということでした。
毎日書いていると、「今日は新しい気づき!」という時もあれば「昔に似たような気づきがあった」という時もあります・・・
ただ、似たような気づきというのは、逆に多くの商品が取り入れている重要な要素だと思っているので、引き続き書いていきたいと思います。
それでは「売れるヒント」第752号です。
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■先日、外出した時にマツモトキヨシに寄りました。
おにぎりやパンと一緒にゼリードリンクがありました。
■ゼリードリンクのPOPが大きく貼ってあったので写真を撮りました。
「朝!ゼリードリンクぐらいは飲んでいこうよ!」というものです。
朝食を食べない私は、自分事として見ることができました。
本格的な朝食はどうせ無理にしても、ゼリードリンクぐらいはお腹に入れていこうかな、と思いました。
■こういう訴求の仕方もアリだな、と感じました。
一般的には「ゼリードリンクは手軽で栄養が摂れる」「朝食に時間がかからない」といったメリットを前面に出すことが多いと思います。
しかしこのPOPは「朝食を取るのがベストだけれど、取れないのなら最低限ゼリードリンクぐらいは飲んでいこう」というニュアンスです。
この方が消費者心理に近い訴求の仕方だと思います。
■このように、ついつい商品を主役にして訴求してしまうところ、顧客の日常行動をメインに訴求するPOPは訴求力が強いと思います。
あくまで顧客ありきのマーケティングを心がけたい、と感じた「ゼリードリンクのPOP」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスのPOPや広告等は、顧客目線になっているでしょうか。
商品特長をいくら訴えても、自分と関係ないと思われてしまえば、購買に結びつきません。
顧客の日常のどこかで必要であることを訴えることができれば、他社品より劣っていたとしても、購買に結びつく可能性が高まると思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!