【企画力】西武百貨店で北斎展
明けましておめでとうございます。
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は大晦日でしたが、実家に帰省する前に、池袋の西武百貨店に寄りました。
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[12月25日(水)~1月7日(火)]美人画の系譜III |西武池袋本店|西武・そごう
最近、百貨店でも小さな美術展をよく見ます。結構穴場かもしれません。
それでは、「売れるヒント」第668号です。
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池袋の西武百貨店の7階で開催されていました。
■これは、北斎の浮世絵が再現された「リ・クリエイト」での展覧会ですね。
浮世絵も、本物は時が経っているので色あせしていますが、これは当時の色合いを再現したものが展示されていました。
やはり、いつも図録で見ている本物とは違って、青色が特に鮮やかでした。
当時の人々が見ていた色を再現するというのは、新たな絵画の楽しみ方ですね。
■ここで感心したのは、百貨店で美術展を開催する企画です。
美術展というと専門の美術館しか開催できないように思いますが、このような複製画ですとハードルは低いですね。
そして今回の美術展では、子供連れ向けに「遠近法」や「版画製作方法」が学べるようになっていて、冬休みの親子連れも多かったです。
百貨店を買い物だけではなく総合エンターテイメントの場として、幅広い層の集いの場とする試みだと感じました。
実際に、西武百貨店は普段全く行かない私も、これがきっかけに足を運んだ訳です。
■このように、美術展に限らず様々なイベントは、今までと違った層を呼び込むことにつながる面白い手法となると思います。
どのような意図でイベントを開催しているのか、ということにも注目していきたい、と感じた「北斎展」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスを購入するのは、限られた層になっていないでしょうか。
違った層にも、知ってもらうため、体験してもらうために、きっかけとなるイベントを開催してみるのも面白いかもしれません。
すぐに購買につながらないかもしれませんが、徐々に浸透していくブランディングとなると思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!