売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【キャッチコピー】ここのうどんは、生きている。

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は、渋谷で開催中のリヒテンシュタイン展に行ってきました。

建国300年 ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展 | Bunkamura 

絵画から工芸品まで幅広いコレクションでした。

その後、毎月参加している教養塾に参加しました。ギリシャ神話がテーマでした。

難しくて脳がパンクしそうになりました・・・

 

それでは、「売れるヒント」第658号です。

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■昨日、渋谷で丸亀製麺に寄りました。

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うどんを食べた後、テーブルを見ると卓上POPがありました。

 

■最近、ネットの記事で見たのですが、丸亀製麺の業績が伸びているそうです。

その理由が「店内で製麺していることを伝えるようにした」と書いてあったので、気になって探してみました。

すると、卓上POPの中に「ここのうどんは、生きている。」というキャッチコピーを発見しました。

これは秀逸なキャッチコピーだと思います。

 

■「生きている」という表現が、新しい感じがしますね。

うどんを店内で作っている、作り立てということだと思いますが、それを「生きている」と表現されると凄い感じがします。

そして「ここのうどん」ということは、暗に他は違うということをアピールしています。

ただ、このキャッチコピーはあくまでお客の感想という立ち位置の言葉ですので、やわらかく感じます。

 

■このように、今まではあまり知られていなかった特長「店内での製麺」を伝えるために、注目してもらえるキャッチコピーとして、凄いと感心しました。

このような言葉を操れるようになりたい、と感じた「丸亀製麺の卓上POP」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、あまり顧客に知られていない特長はないでしょうか。

実はその特長が、大きな差別化要因となるかもしれません。

インパクトのあるキャッチコピーだけでも顧客の心に残すことができると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!