【キャスティング】愛菜ちゃんで図鑑を買いたくなる
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は、こんまりさんもプロデュースした土井英司さんの出版記念セミナーに行ってきました。
どれだけ頑張るかではなく、そもそもどこで頑張るのかという選択が重要とわかりました。
いろいろな裏話や現地情報を聞けるのが、リアルのセミナーのいいところですね。
もう一度読み返さないとと思っています。
それでは、「売れるヒント」第594号です。
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■上述したセミナーの前に、時間が空いたので近くの書店に寄りました。
子供向けコーナーに、図鑑がありました。
■久しぶりに来た書店でしたので、店内をぐるっと見回したところ、子供向けコーナーが進化していることに気づきました。
ちょっと前に「うんこ漢字ドリル」のヒットがありましたが、それ以外にも名探偵コナンなどの人気アニメとコラボしたものなど、昔より進化してますね。
やはり、出版不況の中でも、親の教育熱は変わらないどころか増しているのかもしれません。
■その中でも、子役で有名な芦田愛菜さんを「先輩読者」として帯に載せていたのが「小学館の図鑑NEO 水の生物」でした。
これはキャスティングが上手いと思いました。
私が親であれば、「子供が愛菜ちゃんみたいにデキる子になってほしい」という思いで買ってしまいますね。
こういう場合、キャスティングでよくあるのは、アニメキャラなど「子供が喜ぶ」対象が多いと思いますが、「親の願望を刺激する」という視点が参考になります。
■このように、読むのは子供なのですが、それ以前にそれを買うのは誰なのか、というマーケティングの本質を見たような気がしました。
あと感じたのは、親にそう思わせるポジションは芦田愛菜さん位しか今思い浮かばないのが、唯一の存在な感じがしてすごいと思います。
キャスティングの上手さと、ブランディングの上手さを感じた「小学館図鑑NEO」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスの宣伝には、どのような人をキャスティングしているでしょうか。
それを見て、顧客がどう感じるかを想像して、可能であればいろいろなパターンを試してみるのもいいかもしれません。
意外な顧客に訴求することで、意外な需要が生まれることもあると思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!