売れるヒント

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【物語力】もみじ饅頭に合うお酒を買いました

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

昨日から出張で広島に来ています。夜には広島風お好み焼きを食べまして、野菜たっぷりで美味しく満足でした。東京で気軽に食べられる場所があればいいですね。

 

それでは 「売れるヒント」第453号です。

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■上述の通り、出張で広島に来ています。

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こちらは東広島の西条のおみやげショップです。

 

■西条は酒造が有名で、日本酒のお土産がたくさんありました。

その中の、白牡丹酒造の「紅甘萬」という純米酒です。

 

「もみじ饅頭に合うお酒」とキャッチコピーが書かれています。お酒と菓子が合うのかと一瞬思いましたが、説明が書かれていました。

甘めのお酒だそうで、もみじ饅頭の甘みと調和してすっきりした後味になるそうです。

ついついセットで買ってしまいました。確かにやさしい味のお酒でもみじ饅頭に合いました。

 

■こちらは、有名な広島土産のもみじ饅頭とコラボした形ですね。

しかも、後付けのコラボかと思いましたが、POPに「広島県立食品工業技術センターからの技術移転で商品化」とあり、どうやら専用に開発されたもののようです。

そういった本格さが伝わるストーリーを知ると、ついつい買ってみる人も多いと思います。(私がそうでした…)

コラボの時に、こういった物語があると、なお効果が高いと思います。

 

■最初に意外な組合せで関心を引き、その後に物語を読ませて納得させて、購買に結びつけるという、物語力によって私が購入したということですね。

 

この経験をビジネスに活かしたいと感じた「もみじ饅頭に合うお酒」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスについて、物語の力を使っているでしょうか。

コラボした時など、その物語を付加すると、納得感が増して、より効果的かもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!