【陳列】あえて違和感を出して目立たせる
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。
それでは 「売れるヒント」第450号です。
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■先日、ドラッグストアに寄った時の写真です。
衛生用品コーナーで、食中毒防止関係の商品が並んでいました。
■そろそろ食中毒が気になる季節ですね。すでに夏の暑さです。
おなじみの「手ピカジェル」などの脇に、吊り下げられて「ハンドブラシ」と「爪切り」が展開されていました。
これはプラスでの販売を狙った展開ですね。
たしかに、消毒アルコールなどを使っても、爪が伸びていたら爪の奥に菌が残っているかもしれません。
爪の奥をブラッシングしたり、爪を短くしておくことも必要なのですね。
■ここでの気づきは「吊り下げ什器は目立つ」ということです。
本当は、食中毒コーナーの棚に並べるところ、スペースが無かったのかもしれませんが、逆にあえて吊り下げで展開しているのかもしれません。
吊下げで展開した方が、キャッチコピーやイラストも大きくて目立ちますね。
整然と棚に並べるのはきれいですが、あえて吊り下げではみ出して注目させるのもいいですね。
全店舗がきっちり吊り下げでくれるかというリスクはありますが、ちゃんと吊り下げられれば目立つ展開になると思います。
■このように、あえて違和感を出してみる、というのも面白いかもしれません。
整然ときれいに陳列するのだけが良いのではない、と感じた「食中毒予防商品の吊り下げ」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、注目されるよう目立っているでしょうか。
整然ときれいに並んでいると、周囲の風景に溶け込んでしまうかもしれません。
あえてはみ出してみて、違和感を出してみる、というのもアリかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!