売れるヒント

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【企画力】映画「歎異抄をひらく」がすごかった

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昨日は、知人とランチ会食した後、美術展と映画館をめぐった1日でした。

第7回 郷さくら美術館 桜花賞展

京都国立近代美術館所蔵 世紀末ウィーンのグラフィック | 2019年 | 過去の展覧会 | 展覧会 | 目黒区美術館

東京都庭園美術館|キスリング展 エコール・ド・パリの夢|2019年4月20日(土)- 7月7日(日)

港区立郷土歴史館企画展「平成と港区」 - 特別展・企画展 | 港区立郷土歴史館

歎異抄をひらく[映画公式サイト]|TANNISHO|親鸞 | 歎異抄をひらく 2019年5月24日(金)公開

 

それでは 「売れるヒント」第448号です。

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■上述のように、美術展と映画館をめぐりました。

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最後に行ったのは、映画「歎異抄をひらく」でした。

■「歎異抄」とは有名な古典で、ご存知の方も多いと思います。

「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」で有名ですね。

徒然草方丈記と並んで三大美文と言われるそうです。

 

それがアニメ映画化されたということで、有楽町の映画館で観てきました。

ストーリーが感動的で、途中から涙があふれて止まりませんでした…

また内容も、私は以前から歎異抄を勉強していたのでよく理解できましたが、初めての人でも理解できるようになっていると思います。

 

■この「古典の名著の映画化」というのは、源氏物語などの物語作品ではよくありますが、歎異抄のような随筆文では珍しいと思います。

しかもそれをストーリーにのせていて、さらに内容も理解できるようになっているのは、凄い作品だと感じます。

 

一番有名な「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」も、よく理解できるようになっていました。

浄土真宗親鸞聖人の言葉なので、深い内容なのですが、それがよくわかるようになっていて、原作や脚本はすごいと思います。

 

■伝えたいことをストーリーにのせて伝えると、より理解してもらいやすいかもしれませんね。

これからは動画の時代と言われますが、伝えたいことにストーリーなどエンタメ性を絡めていく、という方向になっていくのでしょう。

 

伝えたいことをどう伝えるか、そのお手本を見たような「映画歎異抄をひらく」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスを伝える時、ストーリーにのせたり、エンタメ要素を加えるのもいいかもしれません。

顧客の感情も動き、内容もより伝わりやすくなり、伝えたいことが伝わりやすくなるかもしれません。 

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!