【キャスティング】チコちゃんが5歳児の設定の理由
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それでは 「売れるヒント」第437号です。
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■先日、仕事帰りにドラッグストアに寄りました。
お菓子コーナーの横のネットに「おしえてチコちゃんキャンディー」が並べられていました。
■NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる」から生まれたキャンディーのようです。
しばらく前から話題で、私の周りでも時々話が出る番組です。
基本はクイズ番組ですが、問題に上手く答えられないと「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とチコちゃんから叱られるというところが人気ですね。
この商品も、amazonで見ると、つい一昨日に発売したようです。
■チコちゃんは、5歳のちょっとおませな女の子、という設定だそうです。
CGで作られた、いわばバーチャルキャラクターですね。(声は芸人さんだそうです)
大人から「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言われるとイラッときますが、ませた5歳児の女の子から言われてもイラっとこないですね。可愛げがあります。
同じ言葉でも、誰が言うかによって受ける印象や感情が変わってくることがわかります。
■これから考えると、誰かに宣伝広告してもらったり感想を言ってもらったりするとき、誰が言うかが重要ですね。
その時の選択肢として、バーチャルのキャラクターに言わせるという選択肢もあるなと感じました。
YouTubeでも増えていますが、今はバーチャルキャラクターの映像が比較的簡単にできるそうです。
キャスティングについて、相手がどう感じるかを基準に考えてみたいと知らされた「チコちゃんキャンディー」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスを、宣伝したり感想を話したりする人はいるでしょうか。
その場合、誰が言うかによって、顧客が持つ感情が変わってきます。
嫉妬や反感を持たれたりする場合は、今でしたらバーチャルのキャラクターという選択肢もありかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!