【企画力】駅前の格安乗車券の自動販売機を見て
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急遽、今日と明日も茨城に出張になりました。
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それでは、「売れるヒント」第417号です。
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■先日、仕事でつくばエクスプレスに乗って移動したときの写真です。
駅の外に、「格安乗車券販売してます」という自動販売機がありました。
■都内では見かけたことがないので、つい写真を撮りました。
機械の調整中で販売は停止中だということですが、ここから50m先位にも自販機が置いてありました。
ということは、やはり需要があるのだと思います。
確かに、つくばエクスプレスは比較的新しい路線なので、料金も高めになっています。
通勤の定期券がある人は気にしないでしょうが、時々都内に行く人はいいかもしれませんね。
■と考えているうちに、これは鉄道会社からしても、有難い自販機かもしれません。
乗車券の高い路線ですと、車やバスなどの他の手段で移動する人も多いと思います。
そこに格安乗車券が販売されていれば、そういった需要も取り込める可能性も高まります。
もちろん鉄道会社が値引き販売はできないと思いますので、チケットショップが往復切符を買って、それを片道ずつ販売する、という形になりますが、鉄道会社が値引きしているわけではないので、逆に歓迎しているかもしれませんね。
■このように考えてみると、鉄道会社の立場になると、あえて別会社に乗車券を安売りさせるという手法も考えられるかもしれません。
需要を取り込むのにもいろいろな方法がありそうだ、と感じた「つくばエクスプレス格安乗車券」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、値引き販売をしているとしたら、それは需要の取り込みになっている値引きでしょうか。
新たな需要が生まれたり、競合から切り替えが見込めるような値引きかどうかをチェックしてみるのもいいかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!