売れるヒント

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【企画力】伊藤若冲とハブラシのコラボ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第414号です。

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■昨日、近所のドラッグストアに寄りました。

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なんと「若冲」と書かれた歯ブラシが吊り下げられていました。

 

若冲とは、江戸時代の天才絵師「伊藤若冲」の事ですね。緻密な絵で有名です。

ちょうど先日「奇想の系譜展」で見ていたので、ついつい写真撮ってしまいました。

 

「限定コラボ」とあるように、エビスの歯ブラシ「ザ・プレミアムケアハブラシ」がコラボした展開のようです。

よく見ると、歯ブラシにデザインがあしらわれています。トレードマーク的な「鶏」や「象」「虎」など、いずれも若冲の代表的な絵です。

 

■といっても、一般的には若冲を知らない人の方が多いかもしれませんね…

ドラッグストアではなかなか無い、異色の展開です。

 

世代的には、どうしても知名度は中高年以上となると思います。

ただ、この「ザ・プレミアムケアハブラシ」は、ワンランク上のハブラシで高額ということもあり、ターゲットとしては合っていそうです。

また、その世界観としても、経営者が美術品を好むようなイメージで、富裕層のハブラシという位置付けを狙っているのかもしれません。

 

■日用品と美術とは、なかなか合致しないイメージがありますが、商品によってはコラボできるのもあるのだと感じました。

 

どんなものでもコラボできないだろうか、とアンテナを立てていきたい、と感じた「若冲とザ・プレミアムケアハブラシ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、何か異分野とのコラボができないでしょうか。

それが遠い分野であればあるほど、意外な相乗効果が生まれることがあるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!