売れるヒント

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【陳列】お菓子コーナーに並ぶカンパン

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

今朝は知人の選挙活動を早朝から手伝っていたので、配信遅くなりました…

お待たせいたしました…

 

それでは、「売れるヒント」第412号です。

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■先日、自宅近くのスーパーに寄った時の写真です。

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お菓子売り場に、防災用のカンパンが並べられていました。

 

■あまりスーパーでカンパンを見かけませんが、このスーパーでは置いてありました。

しかも普通のビスケットやクッキーと同じ並びに置いてあって、驚いてしまいました。

 

ホームセンターなどでは、防災コーナーがあって、非常用ライトなどと一緒によく置いています。

特に、東日本大震災の後は、防災用品が増えているような気がします。

9月1日の防災の日に合わせて展開されるのに加えて、3月4月あたりにも展開が増えているような感じがしています。

 

■ここで感心したのは、やはり陳列場所ですね。

ビスケットのコーナーに混ぜてならべるというのは、上手い手法だと思います。

 

ビスケットを好んで買う人は、非常食にカンパンを選ぶ確率が高いですし、既にカンパンが家にある人にとってはそろそろ期限が近いので買い替えようという気づきを与えることができるかもしれませんね。

 

防災用品も、日常に溶け込んできているのを捉えた陳列と感じました。

 

■他の業態や他のカテゴリーで展開されている商品を、新たに取り込んだり、現在のカテゴリーと絡めたりすることで、新たな需要が創出できるかもしれませんね。

 

陳列場所一つで新たな売れるヒントが生まれるかもしれない、と感じた「カンパンの陳列」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスを、他の業態や他のカテゴリーの場所で展開することで、顧客の気づきを新たに生み出すことはできないでしょうか。

いろいろな場所に立ち寄った時に、ここに自社の商品やサービスがあったらどうなるだろうか、と考えてみるのもいいかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!