【コンセプト】恥ずかしくないコンドーム
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このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!
それでは、「売れるヒント」第406号です。
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■先日、仕事の帰りにコンビニに寄りました。
日用品が置かれているところに、「コンドーム&ローション」という商品が並んでいました。
■コンビニにコンドームは必ずあると思いますが、ここまで目立つ展開は見たことありません。
ある意味、表には出ない、陰の存在というイメージだと思います。
ところがここでは、シャンプーや紙カップと一緒の棚で、陳列什器で並べられていました。
これ自体が画期的な感じがします。
■その理由は、コンドームと感じさせない見た目、ということのようです。
コンドームというと、普通は紙の箱のイメージが強いですが、こういっスタイリッシュな缶だとイメージ替わりますね。
髪のワックスなどを想像します。
「カバンに入れても、部屋に置いても、もう恥ずかしくない」とPOPに書かれているように、隠したい恥ずかしさを取り払う試みだと思います。
■このような「顧客が感じている不具合を取り除く」という試みに感心しました。
違うカテゴリーでも、それぞれ顧客の不満や不安があると思いますが、そこにもチャンスがあるかもしれない、と感じた「コンドーム&ローション」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスや、そのカテゴリーで、顧客が不満に感じている不具合はないでしょうか。
それを把握して、取り除く試みによって、新たな売れるヒントが見つかるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!