【コンセプト】1,600円理髪店を見かけて
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それでは、「売れるヒント」第382号です。
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■先日、仕事に向かう途中の写真です。
「BLUE FOREST」という理髪店です。
■普段は、朝か夜に通ることが多いので、気づきませんでした。
何人かの家族連れが入っていくのを見て、にぎわっているようです。
この系列の別の店舗で、髪を切ってもらったことがあります。
店舗が増えているということは、人気ということでしょう。
看板にあるように、1,600円でカットをしてくれます。
有名なQBハウスより500円くらい高いのですが、散髪時間は10分ではなくもう少し長かった記憶があります。
■これは、QBハウスと、美容室などの通常店との、間を狙った戦略なのかもしれませんね。
QBハウスのような最後に髪を吸い取る掃除機?のようなものがあり、洗髪を省いているのは同じでした。
ただ、予約ができるようになっていたり、散髪はじっくりするような感じでしたので、そのあたりは美容室に寄せているイメージかもしれません。
美容室までのサービスは必要ないけれど、QBハウスまで省かれるのはちょっと、という層にちょうどいいのかもしれません。
■このように、既存の業態の反動で、常識を変えるような業態が出ると、その中間を狙った業態が出る傾向があるかもしれません。
ステーキ業界も似たような傾向がありそうです。
そのようなところにチャンスはないだろうか、と考えさせられた「BLUE FOREST」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、既存の業態でしょうか、それと一線を画した新しい業態でしょうか。
別の業界では、いろいろな業態が生まれて競争が起こっていますので、それを参考にして照らし合わせてみるのもいいかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!