売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【POP】サバ缶品切れPOPがPRとなっていた

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第366号です。

----------------------------------------------------------------------------------

■先日、スーパーに寄った時の写真です。

f:id:ryo596:20190305081219j:plain

こちらは缶詰めコーナーです。サバやイワシの缶詰めが並んでいます。

 

■サバ缶が、以前にも増して幅が広がっていました。

そういえば、他のスーパーでもサバの缶詰めが大々的に並んでいたような気がします。

 

調べてみると、昨年に何回かテレビで特集されたようで、EPADHAを豊富に含むということで爆発的に売れたそうです。

 

私もEPADHAサプリメントを飲んでいますが、この缶詰めの裏面を見るとそれ以上の量が1缶に含まれていました。

「こんなに入っているのか」という意外な発見でした。

今後は頻繁に缶詰めを買うことになりそうです。

 

 ■サバ缶の良さについてはこのくらいにして、感心したのは小さな説明POPです。

 

「TV放映により、安定的な入荷が困難な状況となっております。

次回の入荷及び数量をお約束できない状況となっております。

何卒ご了承くださいませ。店長」

と書いてありました。

 

品切れのままの店が多い中、理由のわかる説明POPが付いていると好感が持てますね。

また、「そんなに人気なのか」という気付きを与える「PR」にもなっていると思います。

そして、「次回の入荷及び数量をお約束できない状況となっております。」と言われると、この機会に買っておかなければ、という意欲にもつながるのではないでしょうか。

 

■商品が品切れをした時、生産者側の原因ではなく、消費者の一過性ブームなどが原因なら、責められることはないと思います。

そのような理由を誠実に知らせると、逆に人気のPRとなり、入荷した時の購入意欲が増すことを感じました。

 

細かい説明POPによる効果を感じた「サバ缶品切れPOP」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品が欠品したり、サービスを休んでいる時、理由を説明しているでしょうか。

誠実にPOPなどで説明すると、逆に好感が得られ、PRにもなり、元通りになった時の購買意欲が増すこともあるかもしれません。

----------------------------------------------------------------------------------

それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!