売れるヒント

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【陳列】箸をおもわず買ってしまった話

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第363号です。

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■昨日、仕事帰りに納豆を買いにスーパーに寄りました。

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通路の脇に、お箸が置いてありました。

 

■ついつい立ち止まりました。

 

ちょうど、何年も使っていた箸が古くなっていて、「そろそろ買わないとなあ」と思っていたからです。

しかも98円と激安なので、思わず2膳買ってしまいました。独身なのでこれで十分です…

 

スーパーで箸をこのようにフロア什器で積むのは普通なのでしょうか?

個人的には初めて見た気がします。

 

■これを見て思ったのは「年末の歯ブラシと似ている」ということです。

 

歯ブラシも毎日使っていると、古くなっていきますが、買い替えようと思っても後回しになる傾向があります。

そんな時に「歯ブラシ古くなってないですか?」「買い替えませんか?」と大きく陳列されていると、「そういえば」ということで買い替えしようと思います。

特に年末に多い展開ですね。以前記事に書きました。 


食卓でいえば、箸も毎日使います。歯ブラシほど早くはないですが、だんだん古くなります。

それが目立つように店頭に積まれていたら、思わず思い出して買ってしまいますね。

 

■そのような意図であれば、考えたのは箸メーカーなのか卸なのかお店なのかはわかりませんが、なるほどと感心しました。

 

ちょっとした凄い工夫を見つけて満足した「箸のフロア什器展開」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、目立たせると購買が喚起されるものはないでしょうか。

あまり重要ではないけれども思い出すと買ってしまう、というものがあれば、訴求によってはそのまま売上につながる可能性があるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!