【POP】サラダにおにぎりPOPを付ける意図
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このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!
それでは、「売れるヒント」第355号です。
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■仕事帰りにセブンイレブンに寄りました。
サラダなどの食材が並んでいるコーナーです。
■こちらで惣菜を探していると、おにぎりのPOPが付いていました。
おにぎりは別の棚にあるのですが、サラダの場所におにぎりのPOPが付いていたのです。
「新おにぎりのこだわり 海苔がパリパリ」
「新おにぎりのこだわり ごはんが甘い」
と書いてあります。
POPを付け間違えたのかと、一瞬思いました。
■よく見ると「サラダと一緒に」と書かれています。
これはサラダを買う人に、おにぎりを訴求しているということですね。
これは合理的かもしれないと思いました。
おにぎりの棚におにぎりのPOPは、普通です。
おにぎりの棚にサラダのPOPを付けるのもいいですが、サラダを買う層はかなり限定されて、追加購入を促すPOPとしての効果は薄いかもしれません。
一方で、サラダを買う人は、ある意味食事にお金をかけている人と思います。
しかも最近、糖質制限などで、主食を減らす人も増えています。
その層に、改めておにぎりの美味しさを訴求するのは、追加購入の可能性が高い、ということで作られたPOPなのかもしれませんね。
■POPを他カテゴリーの場所に付けて、ついで買いを訴求する場合でも、顧客の立場に立って考えることが必要だということだと感じました。
POP1つでも工夫が隠されている、と感じた「セブンイレブンのおにぎりPOP」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスを訴求するPOPやポスター、チラシやウェブ広告などは、適切な人に向けて適切な場所に付けられているでしょうか。
少し変えるだけで、新たな売れるヒントが見つかることもあるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!