売れるヒント

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【企画力】方言番付表に魅かれる理由

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

昨晩、富山から東京に戻ってきました。1泊2日のとんぼ返りでした…

 

それでは、「売れるヒント」第351号です。

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■上述の通り、富山から戻ってきました。帰りも富山空港から羽田空港です。

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富山空港でお土産コーナーを見ていると、「富山県方言番付表」がありました。

 

■こちらはいろいろな地方でも同じように見たことがあります。

ある意味定番品かもしれません。

 

相撲の番付を転用したものはいろいろありますね。

ビジネス関係で有名なのは、日経MJの「今年のヒット商品番付」ですが、各地オリジナルでよく見るのは、

・銘菓や銘酒などの名産品番付

・出身有名人・芸能人番付

などなど、手軽に制作できるお土産品として多用されています。

 

■考えてみると、これはある意味「人気ランキング」ですね。

ランキングならば、様々なところで使われています。

それをあえて番付表にしているということです。

 

番付表にする意味を考えてみました。

 

①飾ったり保存して楽しめる

単なるランキングという情報を、ある意味アートにしたと考えられるかもしれません。

飾っても面白いですね。

東と西で分かれていて、ライバル関係を思わせるのも、楽しめる点ですね。

 

②字の大きさで度合いが視覚的にわかる

実用性で優れている点は、文字の大きさで順位の高低が視覚的にわかることだと思います。

昔のアイデア商品ですね。改めて感心します。

 

③情報量が詰まっている

下位の方になるとかなり字が小さくなりますが、その分情報量が多いですね。

既に詳しい人や、興味の強い人にとっても満足できると思います。

 

■よく、店頭のPOPで「当店の売れ筋ランキング」を見ますが、このような順位づけは同じように関心を引くのかもしれませんね。

テレビでも〇〇ランキングという番組は多いですし、AKB総選挙などもその一例かもしれません。

 

楽しませながら情報を伝える仕組みとして、ランキングや番付はアリだな、と感じた「富山県方言番付表」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスを訴求するために、ランキング形式にすることはできないでしょうか。

上位のものだとわかれば、購入する時の安心感が得られますし、下位のものでも「通が好む」ということがわかれば、興味を呼ぶことができるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!