【陳列】ポチ袋の陳列に一人で納得した話
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昨日のおもちゃの卸売問屋での話が、反応が大きくて少し驚きました。
普段行かない場所に行ってみると、いろいろな気づきがあるものですね。
それでは、「売れるヒント」第348号です。
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■先日、ダイエーで買い物した時の写真です。
文房具コーナーに、珍しいポチ袋が並んでいました。
■改めて調べてみると、「ポチ袋」は関西の方言だそうですね。
「小さなご祝儀の総称」という意味だそうです。
以前、仕事で関西に6年間住んでいた時、ポチ袋と言われて「犬の名前?袋?」と戸惑った記憶がよみがえりました。
このお店に並んでいたポチ袋は文字が書いていて、
「お祝」「おめでとう」「ありがとう」「こころばかり」「ほんの気持ち」
の5種類が最前列に並んでいました。
白紙はよく見ますが、最初から書かれていると使いやすいかもしれませんね。
■ここでは、陳列の並べ方が、よく考えられていると感じました。
目的買いのものは一番後ろで、ついで買いのものは一番手前になっています。
一番後ろは結婚式で使う「寿」のご祝儀袋です。一番機会が少ないですね。
世代によりますが、20代30代でなければ、数年に1回でしょう。
真ん中には葬儀で使う「御霊前」が並んでいます。急に必要になりますね。
急な時に備えて、常備している人もいるかもしれません。そういう人は、気づいた時についで買いするかもしれませんね。
そして最前列がポチ袋です。ちょっとした時に使うものなので、気づいた時に買っておく人が多いと思います。「孫が遊びに来た時に渡す」場合など、ふと渡そうと思った時に常備している必要があります。
■よく、お店のレジ前に、乾電池やガムが置いていますが、気づいた時のついで買いを促すものと聞いたことがあります。
文房具コーナーでも同じように、お店はよく考えて棚の並びを作っているのですね。
このようなちょっとした工夫は面白い、と感じた「ポチ袋の陳列」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスの、並びはどうでしょうか。
実店舗でしたら陳列の場所や前後左右、メニュー表でしたらページ順や並び順、オンライン店舗でしたらページ遷移方法などが該当すると思います。
訴求しなくても購入される「目的買い」と、訴求しないと素通りする「ついで買い」に分けて考えるのもいいかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!