売れるヒント

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【企画力】うんこ漢字ドリルの異分野進出

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

昨日は、展覧会に行きました。

【公式】奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド

開催前から話題になっている展覧会なので、始まってすぐ行きました。

まだ人も少なく、じっくり見ることができました。 冒頭の伊藤若冲から凄かったです。

 

それでは、「売れるヒント」第345号です。

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■昨日、帰宅途中にスーパーに行きました。

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エンド棚の最上段に並べられていたのは、「カレーふりかけ」です。

 

■パッケージを見てもおわかりの通り、「うんこ漢字ドリル」のカレーふりかけだそうです。

 

うんこ漢字ドリル」は、一昨年の2017年に話題になりました。

今も本屋に結構大きく並んでいますので、ブームは続いているのでしょう。

 

改めて内容を調べてみると、小学校で習う漢字1,006文字の例題すべてに「うんこ」を用いているそうです。すごい徹底ぶりですね。

 

子供が飽きない、楽しく学び続けられるということで、効果もあるそうです。

 

■それが、なんと食品の「うんこ漢字ドリルカレーふりかけ」となったのが、この写真です。

よりによってカレー味のふりかけですか…抜群の話題性ですね。

 

じつは、「うんこ」の幅広げは、これだけではないようで、調べるとウェブサイトがありました。


なんと「うんこ学園」というプラットフォームだそうです。

いろいろな分野に応用しています。ふりかけもその一環なのかもしれません。

 

■本来は「子供に楽しく学ばせるにはどうすればよいか」という課題から生まれたようです。

ですので、この課題と共通の事であれば、異分野にも転用できるという訳ですね。

「そもそもの目的は何か」を考えることで、異分野進出もできますし、逆に目的からそれている事にも気づけるかもしれません。

 

異分野進出について考えさせられた、「うんこ漢字ドリルカレーふりかけ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの、本来の目的は何でしょうか。

その目的と共通であれば異分野にも転用できるかもしれません。

本来の目的を考えてみたいと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!