売れるヒント

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【企画力】サッポロポテトも受験応援

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第341号です。

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■近くのドラッグストアに寄った時の写真です。

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お菓子コーナーのおなじみ「サッポロポテト」です。

 

■隣には、先月に記事に書いた「勝っぱえびせん」が並んでいます。

 

同じように、今回のサッポロポテトも「受験生応援パッケージ」になっていました。

メーカーは同じカルビーですので、会社として力を入れているのかもしれませんね。

 

応援メッセージもついていて、デザインも受験風になっています。

 

■ただ、「勝っぱえびせん」とは違い、名前がゲン担ぎになっているとかは無いようです。

ただ1つ「10%増量→トッパ増量→突破」という語呂合わせです。

 

考えてみると、これなら何にでも応用できますね。

10%増量すれば、受験の企画品とできるわけです。

ある意味インフレ状態になるかもしれません。

一般の人にとっては増量は文句なしに有難いですが…

 

ただこれは、受験の企画での需要を、「勝っぱえびせん」1品だけではなく、他の商品にも幅広げするという意味で、秀逸だと思います。

 

会社として、いろいろな商品で受験を応援します、ということでしょう。

 

■また、いろいろなリスクを回避できるかもしれません。

こういういわゆる特需の場合、その中心商品、有名商品だけに偏ると、生産もいびつになりますし、飽きられるのも早いかもしれません。

 

メリットもリスク回避も、幅広げしていくことの大切さを感じた「サッポロポテト10%増量企画品」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、ヒット商品や特需商品があれば、周辺商品への幅広げの試みをしているでしょうか。

何かの要素をヒット商品と絡めることで、店頭に一緒に並べてもらえたり、顧客に知ってもらえたりと、新たな売れるヒントが見つかるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!