【企画力】樽で量り売りする焼酎
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それでは、「売れるヒント」第317号です。
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■先日、家電量販店に行った時の写真です。
お酒のコーナーに、量り売り焼酎の樽がありました。
■こちらは、博多の蔵元から直送された樽から、その場でボトルに入れてくれる売り方だそうです。
お酒売り場の中で、大きな樽が4つあって目立っていました。
普通のお店では見られない、大型店ならではの展開ですね。
見た目もかなりのインパクトがありますが、味も美味しそうなイメージがあり、期待感が出てきますね。
今度試してみようかと思います。
■これを見て、「購入体験を変える」ということに感心しました。
よく、購入方法によって感じる味が変わるということがあります。
スーパーで買うよりも、朝の市場で買ったものは新鮮で美味しく感じることもあります。
例えば野菜でも、収穫した日は同じでも、市場だと何となく新鮮なものを買ったという印象が残ります。
お酒でも、きっと樽から直接注いでもらった焼酎は、美味しく感じると思います。
考えてみると、樽の量り売りは、一昔前の不便な販売方法だったはずです。
それが逆に新鮮に感じる効果をもたらすのは驚きです。
■普通は、瓶という売り方の枠の中で、どういうパッケージがいいかを考えますが、その枠を飛び越えた試みといえるでしょう。
このような発想の転換が他にもあるのではないか、と考えた「樽の量り売り焼酎」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、今までと違う販売方法は考えられないでしょうか。例えば、一昔前の不便な販売方法でも、顧客にとって新鮮な購入体験となることもあり、新たな売れるヒントとなるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!