【企画力】名画カードに魅かれてチョコを購入
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このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!
昨日も休暇で読書をしておりました。
以前ビジネススクールで勉強した、感性マーケティングの内容が出版されていまして、即買いして読みました。
●ヒトは7年で脱皮する 近未来を予測する脳科学 (朝日新書)
黒川伊保子 (著)
これは興味深いトレンド分析で、これから数十年役立つと思います。おすすめです。
それでは「売れるヒント」第306号です。
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■先日、近くのスーパーマーケットに寄りました。
菓子コーナーに、グリコの「アーモンドピーク」が並んでいました。
■美味しいので時々買うのですが、パッケージが変わっていました。
それは、箱の右側に「時代を彩った12人のクイーン 名画カード入り」と書いてあることです。
つい買ってしまいました。
こちらは、12月12日の「クイーン・デー」にちなんだ企画品だそうです。
ちなみにクイーン・デーは江崎グリコが制定したそうで、頑張る女性を称える記念日とのことです。
今では日本記念日協会に認定されている正式な記念日となっているそうです。
■このような名画を封入しているものといえば、永谷園のお茶漬けを思い出します。
子供の頃に、東海道五十三次の浮世絵を集めた記憶があります。
このようなシリーズ物は、好みが一致すれば集めたくなりますし、集めるために継続的に購入するようになります。
実際、今回の名画カード12枚も、ヤフオクで売買されているようで、集めたいという需要があるようです。
そして、このようなカードの企画でしたら、グッズと違って製作費もあまりかかりません。
パッケージも変えることなく封入できるので、実施しやすい企画かもしれませんね。
■このようなカードの企画は、アイドルグループの写真封入などはありましたが、名画カードは久々に見ました。このような企画はもう少しあってもいいかもと思います。
そして何より、制定したクイーン・デーと連動させて、それを周知するために有効な企画だと思います。
企画の一貫性に感心した「クイーン名画カード企画」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、販売促進のための企画が単発で終わっているものはないでしょうか。
さまざまな企画を、一貫した物語で統一することで、それぞれ相乗効果がもたらされるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!