【コンセプト】欅坂46が伸びている理由を考える
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さて昨日は、実家から帰宅して、年賀状の返信などを終えると、ひたすら読書でした。
今年も毎日読書の習慣は崩さないようにしたいと思います。
それでは、「売れるヒント」第305号です。
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■昨日、行きつけの書店に寄りました。
普段は写真集コーナーには寄らないのですが、見ると、昨日取り上げた欅坂46の写真集が置いてありました。
■いろいろな雑誌の表紙も飾っているようで、かなり人気が出始めているようです。
正月に実家でテレビをずっと見ていましたが、出演も増えていたようでした。
以前、乃木坂46についても記事で書きましたが、最近欅坂46についても気になってきました。
なにしろ秋元康さんが手がけるグループですので、何か売れるヒントがあるはずです。
そしてファンになりつつあります…
という訳で、昨日に続いて、その理由を考えてみました。
■その一つに、先発の乃木坂46とはコンセプトをずらしているということがあると思います。
乃木坂46はどちらかというと王道のアイドルと言う感じです。
かわいい・美しいという言葉が似合います。
一方で、欅坂46は、服装やダンス、曲のテイストからも感じられるように、社会への疑問を持った若者といった世界観があります。
「サイレントマジョリティー」とか「ガラスを割れ」などの曲名も、そのような世界観が表されている感じがします。
どちらかというと、かっこいいという感じでしょうか。同性からの支持も多いそうです。
そして、そのような世界観でありながら、一人一人は普通の少女である、というところも魅力となっているようなのです。
■このようなことから思うに、乃木坂46で取り込めなかった層を、欅坂46のコンセプトは取り込んでいるのだと感じます。
ですので、両グループそれぞれがファンを増やし続け、売れ続けているのでしょう。
これがコンセプトが同じでは、片方がしぼんでしまいます。
コンセプトをよく考えることで、顧客は増えて市場は広がる、と感じた「乃木坂46と欅坂46」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、顧客の層がバッティングしているものはないでしょうか。コンセプトを変えて、訴求する顧客をずらすだけで、新たな売れるヒントが見つかるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!