【物語力】ボイスケアのど飴の開発物語
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昨日から休暇に入りまして、展覧会とコンサートに行きました。
日本で発明された扇について、種類、使われ方、遊び方、与えた影響など、様々な展示がされていて面白かったです。
毎年年末に第九のコンサートに行っていて、MAXフィルは初めてでした。プロアマ混合ということでしたが迫力ありました。最後にほたるのひかりを会場で合唱するのは感動的でした。
それでは、「売れるヒント」第301号です。
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■昨日、帰りにコンビニに寄りました。
「ボイスケアのど飴」という商品がありました。
■この商品は、私は今まで見たことがありませんでした。
2010年に発売されたそうですが、あまり店頭に並んでいなかったのかもしれません。
ただ、8年後の今も並んでいますので、息の長い商品ということでしょう。
名前の通り、声のケアをするのど飴ということで、わかりやすいネーミングですね。
ターゲットを「声を大切にする人」に絞って
■感心したのは、その「物語力」です。
パッケージにも「国立音楽大学と共同開発」とあり、それだけでも凄そうなイメージが感じられます。
ホームページを見ると、さらに詳しく知ることができます。
この中で、一度開発したものの、味がまずくて挫折した場面があります。
これは物語の王道ですね。
その挫折を乗り越えて完成した商品、ということを知ると、商品への納得感が増します。
■このように、物語力には「挫折」という場面が必要なのかもしれません。
逆に、本気で取り組んだことならば、必ず挫折がついてくるといえるでしょう。
話は少し逸れますが、たとえ今挫折していたとしても物語の半ばと捉えれば頑張れる、と感じることができた「ボイスケアのど飴」開発物語での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、開発で苦労した事や挫折した事などの物語はないでしょうか。それを何らかの形で発信してみたらいいかもしれません。
また、そのような苦労や挫折が生じるように、不可能にチャレンジしていく心がけを持ちたいと思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!