【陳列】ビールコーナーの中の糖質オフ商品
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それでは、「売れるヒント」第297号です。
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■昨日、仕事からの帰りに近くのスーパーに寄りました。
このお店は、ビールのコーナーがかなり広くなっています。
■ビールコーナーをよく見ると、「糖質が気になるアナタへ…」という縦帯POPが2本ありました。
そしてその間には、各社の糖質オフや糖質〇%といった商品が並べられていました。
普通は、各ブランド毎に商品は並んでいて、その中に糖質オフも入っていると思います。
それを、糖質関係の商品だけを別に並べて、ある意味別のカテゴリーとして独立させているということですね。
それだけ健康志向が高まっていて売れているということなのでしょう。
■この陳列によって、顧客としては選びやすくなるメリットがあるでしょう。
糖質オフを買いたいと思っている人が、今まではブランド毎に散らばって並んでいた所品が、一か所に固まるので、選びやすいですね。
お店のメリットは、糖質オフを買うような健康志向のお客に、品揃えの豊富さをアピールできそうです。そういうお客は高価なものを購入する傾向があるので、客単価の高いお店になっていくかもしれません。
メーカーとしては、別のカテゴリーとして勝負となりますね。
普通のビールで強かったブランドは、そのブランド力を活かして同ブランドのついで買いを狙えなくなるかもしれません。
逆に、それ以外のメーカーにとっては、勝てるブランドにするチャンスかもしれません。
■このように、棚の並びを変えるだけで、それぞれにいろいろな影響がありそうです。
挙げたこと以外にも、何かの意図があるかもしれません。
スーパーやドラッグストア、コンビニの棚の並びについても見ていきたいと感じた「糖質オフコーナー」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスを、どこにどのように並べるかについて考えてみるのもいいかもしれません。商品なら陳列、サービスならホームページなどでの紹介順が当たるでしょう。並びを変えるだけで売れ行きが変わることも考えられます。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!