【パッケージ】「甘栗むいちゃいました」の商品名が
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!
このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!
それでは、「売れるヒント」第279号です。
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■先日、会社帰りに近所のスーパーに寄りました。
「甘栗むいちゃいました」が並んでいました。
■違和感があったのでよく見ると、商品名が「応援しちゃいました」「成績あがっちゃいました」になっていました。
これは、これから受験シーズンに入ることもあり、応援需要に対応した企画品なのだろうと思いました。
チョコレートのキットカットが、きっと勝つと語呂合わせで、受験前に売れる商品になりましたが、それと同じ需要があるかもしれません。
■ところが、ホームページで調べてみると、それに止まりませんでした。
見ると、「お世話になっちゃいました」とか「恋しちゃいました」とか、20種類もあるそうです。
これはどちらかというと、特定の需要というよりも、いろいろな場面で使ってもらって、SNSで拡散してもらうのを狙っているのでしょう。
それによっては、意外に需要のある使い方があるかもしれませんね。
感心したのは、このスーパーの陳列です。
20種類がどういうふうに納品されたかわかりませんが、表に出しているのが「応援」と「成績」なのは、母親世代の客層に向けた陳列だと推測しました。
■幅広い層にネタとして使用できる甘栗と、それを絞って訴求している店舗、どちらも売れるように知恵を絞っているのですね。
SNSで拡散された中で、あっと驚く需要はないかどうか期待したいと感じた「甘栗むいちゃいました」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、遊び心の企画品を作るのもアリかもしれません。それが意外な使い方をされるようであれば、それが新たな売れるヒントとなるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!