売れるヒント

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【商品開発】肝機能ドリンクの歴史に思う

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このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

昨日はソフトバンクの通信障害がありましたね。連絡とれない取引先や同僚がいて大変でした。たより切っていたことが知らされます。

 

それでは、「売れるヒント」第278号です。

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■先日、会社帰りにコンビニに寄った写真です。

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ドリンクの冷ケースです。おなじみのウコンの力など、いわゆる「肝機能ドリンク」が並んでいます。

 

■12月のこの季節になると、忘年会が増えてきますね。

その頃に需要が増えるのが、飲み会前や後に飲む「肝機能ドリンク」です。

 

ウコンの力」が一番有名ですが、医薬品では「ヘパリーゼ」など、各社からいろいろな商品が出ています。

 

今年は「カンゾコーワ」という新商品がありますね。

一度試してみようと思っています。

 

■考えてみると、昔は「飲み会前に飲む」という商品は、薬局にしかなかったですね。

ですので、買う人も限られていました。

対策といえば、悪酔いしないように、飲む前に牛乳を飲んだり、軽く食事をしたりと、何かをお腹に入れる位だったと思います。

 

それが、ウコンの力が発売されてから、一躍市場が広がったようです。調べたら2004年に発売だそうですので、もう14年経ちます。

 

聞いた話では、ハウス食品は元々カレーでターメリック(ウコン)を使っていたので、その余りを活用して作ったらしいです。

又聞きなので真偽はわかりませんが、ここまでヒットするとは思ってなかったかもしれませんね。

 

■何かの商品のヒットによって、一気に市場が広がるといういい例だと思います。

 

そういった新たな需要を作る商品を作りたい、と感じた「肝機能ドリンク」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの強みを活かして、新たな需要を生み出すようなものを作り出せないでしょうか。新たなカテゴリーを創れば、その第一人者となり、長期的な利益がもたらされると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!