売れるヒント

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【物語力】明太子一筋という安心感

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

昨日は、国立新美術館に行って、終了間際の東山魁夷展に行きました。

生誕110年 東山魁夷展

すごい混雑ぶりで、特にグッズ売り場が長蛇の列でした。カレンダーが売れているみたいでしたね。

 

それでは、「売れるヒント」第274号です。

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■先日、スーパーのダイエーに買い物に行きました。

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調味料コーナーに「めんたいマヨネーズ」が並んでいました。

 

■明太子とマヨネーズ、相性が良さそうですね。

コンビニのおにぎりでも「明太子マヨネーズ味」は人気だと聞きます。

 

この商品の発売元を見ると、福岡の辛子明太子のメーカーで有名な「やまや」でした。

福岡に行くと、駅や空港に「やまやの辛子明太子」が必ず置いてありますね。


明太子のラインナップの一つとして、めんたいマヨネーズを販売しているようです。

 

■やはり、本場の明太子メーカーが発売しているとなると、信頼感がありますね。

パッケージにも「明太子屋さんがつくった」「博多辛子明太子入り」とあります。

 

それが、お土産などで明太子一筋というイメージが付いているやまやですので、なおさら安心感があります。

実は他にも、もつ鍋やあごだしなど、博多名物を販売しているのですが、やはり明太子のイメージが圧倒的です。

 

強みを活かして周辺事業に進出した、ということですね。

 

■「〇〇一筋」というイメージは、顧客にとってそれだけ安心感が得られる、ということを改めて感じました。

ある意味、物語力といえるかもしれません。

 

「〇〇一筋」というストーリーを作るのもアリだな、と感じた「明太子マヨネース」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、「〇〇一筋」というイメージを顧客に持たれていることは無いでしょうか。もし無いのであれば、そのようなストーリーを作っていくと、顧客に安心感が生まれ、ブランド力が高まっていくかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!