売れるヒント

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【企画力】サクマ式ドロップス復刻版から学ぶ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

最近、同じ町内にスーパーマーケットのサミットが開店しまして、連日盛況のようで、昨晩も夜10時過ぎに行ったら弁当コーナーが売り切れていました。

スーパーの空白地帯だったので、平日夜のタイムセールなども好評なのかもしれません。

 

それでは、「売れるヒント」第271号です。

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■日記欄でも書きましたが、昨日の仕事の帰りにスーパーマーケットに寄りました。

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サクマ式ドロップス復刻版」が並んでいました。

 

■復刻版の商品はよくありますが、こちらには映画「火垂るの墓」の絵が表に載っていますね。

その手に持っている缶が、この復刻版の缶そのもののようです。

 

そう考えると、この復刻版は戦時中までさかのぼることになりますね。

確かに商品名が右から読むのは、復刻版でもあまりない気がします。

 

■復刻版というと「懐かしい」「子供の頃に食べた」という気持ちを喚起させる効果があります。

 

そういう点から言えば、単なる戦時中のドロップス缶だと、対象顧客が80代以上位になってしまいます。

それが、「火垂るの墓」の絵柄があると、夏の金曜ロードショー定番映画となっているので、対象が全世代に広がっているのかもしれません。

 

■復刻版を作るのでも、対象の世代をよく考えて作るのが大事なのだと、改めて気づかされました。

 

そういう意味で、「映画を通したレトロ版」とは面白い試みだ、と感じた「サクマ式ドロップス復刻版」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、レトロ版という選択肢はないでしょうか。その場合、対象の年代の気持ちをよく考えることで、新たな売れるヒントが生まれるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!