【企画力】銭湯といえばコーヒー牛乳
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!
このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!
それでは、「売れるヒント」第259号です。
----------------------------------------------------------------------------------
■昨日は、会社の同僚と「萩の湯」という銭湯に行きました。
こちらは、銭湯の自動販売機の写真です。
■この「萩の湯」は上野の近く、鶯谷にあるのですが、「都内最大級の銭湯」で有名だそうです。サウナや露天風呂もあります。
こちらはあくまで「銭湯」であって、「健康ランド」や「スーパー銭湯」ではありません。
東京都の銭湯の共通価格は460円だそうで、それと同価格で入れるのです。
「銭湯」の価格で、内容は「健康ランド」や「スーパー銭湯」に近い、というお得感で、土曜の昼間でも非常に多くの人でにぎわっていました。
■写真の自動販売機を見て、懐かしくなりました。
銭湯の定番の品揃えを踏襲しているのか、やはり売れ筋なのか、コーヒー牛乳がゴールデンゾーンに広く並んでいました。
私も大学時代に、北区の風呂なしアパートに住んでいた時期があり、銭湯に通っていました。
その時も風呂上りにコーヒー牛乳をよく飲みました。
なぜなら、子供のころに行った銭湯で、コーヒー牛乳を親に買ってもらって飲んだからです。
■なぜか「銭湯といえばコーヒー牛乳」というイメージが定着しています。
理由はいろいろ説があるようですが、ちょうど銭湯に冷蔵庫が導入されていた昭和30年代に、コーヒー牛乳を銭湯に集中的に売り込んだ、ということのようです。
そして、牛乳よりちょっと贅沢なコーヒー牛乳に人気が集中したようです。
やはり「〇〇といえば〇〇」に当てはまると強いブランド力となりますね。その上手い事例だと感じた「銭湯とコーヒー牛乳」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、「〇〇といえば〇〇」と人々の記憶に残る可能性はないでしょうか。そのように思い出されるような施策を講じていくといいかもしれません。
--------------------------------------------------------------------------------
それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!