売れるヒント

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【広告】邪魔になる店内の看板を見て

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第255号です。

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■昨日、会社帰りにローソンに寄りました。

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通路に「おでんセール予告」の看板が立てられていました。

 

■何かと思えば、おでんの「具材」がお得、ということでした。

 

右側の棚を見ると、同じ「予告」の紙が貼ってあり、おでんの具材が陳列されていました。

 

おでんといえば、レジ横の温められたおでんかと思いますが、こちらでは具材を買って家で温めるということのようです。

 

■ここで感心したのは、「邪魔になる看板」です。

 

コンビニ内を歩いていたら、真っ黒な看板が、やや立ちふさがるように設置されていて、少し驚いて立ち止まりました。

元々卵などが置いてあったりする広い通路なので、歩けないわけではないので、「少し」邪魔になる程度の感覚です。

 

この「少し」邪魔になるというのが、絶妙なのかもしれないと感じました。

本当に邪魔になると通行障害で問題になりますし、全く邪魔にならないと気づいてもらえません。

少し邪魔に感じてもらって気づいてもらう、という工夫なのかもしれません。

 

■考えてみると、POPにしても広告にしてもテレビCMにしても、関係ない人からすると、ある意味最初は「邪魔なもの」と言えるかもしれません。

 

宣伝広告の本質を少し感じた、「おでん予告セール看板」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの宣伝は、見る人に伝わっているでしょうか。あまりに風景に溶け込んでいる広告は気づかれません。少し邪魔に感じる位の工夫も考えられるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!