売れるヒント

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【商品開発】菊正宗の梅酒ミニパックから思ったこと

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第254号です。

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■先日、コンビニに寄った時の写真です。

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お酒の紙パックコーナーに、梅酒の紙パックがありました。

 

■梅酒といえば、チョーヤが圧倒的に有名ですが、こちらは菊正宗の梅酒でした。


参考に、チョーヤの商品ラインアップを見ると、コンビニでもよく見る製品があります。

梅が1個入った、瓶のミニサイズが有名ですね。

 

また、紙パックでは、さらりとした梅酒が有名です。

ただ、ミニサイズというのは無いようです。

 

■そうすると、菊正宗の紙パックの梅酒は、すき間を狙った商品なのかもしれませんね。

 

梅酒で圧倒的なチョーヤの商品群で、すき間になっているところを埋める形で入り込んだ、と言えるかもしれません。

ちょうど日本酒の紙パックで、同じような包装を得意としているのかもしれませんね。

これが計画的に製造・提案したとすると、上手い戦術だと思いました。

 

■改めて、チョーヤのホームページで商品一覧を眺めてみて、そういえば競合の商品一覧を今までよく見たことがあっただろうかと反省させられました。

 

競合の商品をよく知ることが重要だと感じた「菊正宗のミニ梅酒パック」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスを売るときに、競合の商品ラインナップをよく見てみるのはどうでしょうか。競合と、市場の売れ行きを見れば、何を作ってどのように提案すればよいかのヒントが見えてくるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!