【企画力】被災地応援キットカットを発見
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このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!
それでは、「売れるヒント」第222号です。
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■昨日、会社帰りにコンビニに寄りました。
おなじみのキットカットですが、「もみぢ饅頭味」が並んでいました。
■こちらのパッケージには、
と書いてあります。
1個買うと10円寄付されるそうです。
広島県も西日本豪雨の被害が大きかったので、もみぢ饅頭味なのでしょう。
買って食べましたが、もみぢ饅頭の老舗の監修ということで、美味しかったです。
■ここで感心したのは「社会貢献」という付加価値をプラスしたということです。
「被災地応援になるならちょっと買おうか」という人も出てくると思います。
1個10円を寄付すると、利益は減りますし、単発の商品ということで原価も高くなっているかもしれません。短期的には経費が多くかかると思います。
その分、社会貢献のイメージがプラスとなって、潜在顧客が購入したり、今後のブランドイメージが高くなったりという長期的効果が得られるかもしれません。
■このような試みは、以前にボルヴィックの話を記事に書きました。
ボルヴィックは長期的に実施していた例ですが、今回は期間限定の単発実施例です。
今後続いて実施していくかで、効果がどうだったかがわかるかもしれません。
キットカットの今後の動きを続けてみていきたい、と感じた「被災地応援もみぢ饅頭」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、社会貢献に役立つ要素を加えることができないでしょうか。その付加価値で新たな潜在顧客を獲得するきっかけとなるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!