売れるヒント

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【コンセプト】薬のブランド名が多い高価格のど飴

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第214号です。

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■先日、近所のスーパーマーケットに寄りました。

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こちらは、のど飴コーナーの写真です。

場所も広く、当然ながらコンビニよりも品揃えの数が多いです。

 

■見ると、上段には「医薬品」のブランド名が付いたのど飴が並んでいました。

イソジン」「龍角散」「VICKS」などです。

 

もちろんのど飴は医薬品ではないのですが、効くイメージが出ますので、きっと効き目重視のコンセプトなのでしょう。

その下の段は味重視のようなイメージで、比較すると雰囲気がかなり違っています。

うがい薬の「イソジン」の名前が付くと、殺菌作用が凄いイメージがありますね…

 

しかもこれらは200円台であり、その下の段の100円台のど飴に比べるとワンランク高いのど飴のようです。

 

■ここで感心したのは「ブランドの横展開」です。

 

のど飴に効き目を求める人にとっては、かぜ薬やうがい薬のブランド名が付いていると、つい買ってしまうと思います。

私も先日、風邪をひいて、すぐ治したいと思ったときは、効くのど飴を探し回りました。

 

医薬品とは別分野であるのど飴ですが、顧客目線に立つと、その分野にブランドを横展開するのは必然となるのでしょう。

 

■やはりここでも「顧客目線」に立つということが大切とわかりました。

 

毎回のように知らされても、なかなか実際にするのは難しいですが、そのような意識を持って考えるのとそうでないのとでは大きく結果が変わってくると思います。

 

顧客の立場になるとどうか、の意識を忘れないことが大切、と気付いた「医薬品ブランド名のど飴」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、顧客の立場にたつと、他のカテゴリーにも需要がありそうなものはないでしょうか。顧客がどのようなイメージを持っているかを考えて、そのようなコンセプトが必要なカテゴリーを考えてみたいと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!