売れるヒント

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【企画力】チキンラーメン60周年をお手本に

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第191号です。

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 ■昨日、会社帰りにコンビニに寄りました。

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カップラーメンのコーナーに、チキンラーメンが幅をとっていました。

 

チキンラーメンの新商品が出ているようです。

チキンラーメンといえば、袋入りのイメージでしたので、容器入りは珍しいですね。

 

しかも、たまごをメインにした「たまフェス」と、チキンをメインにした「チキフェス」とは、面白いコンセプトですね。

 

写真ではたまフェスだけですが、チキフェスも隣の棚にかなり陳列されていました。

 

■よくよく調べてみると、「チキンラーメン発売60周年」だそうです。

いろいろな記念商品やイベントがある中で、この新商品も出ているそうです。

どうりで、最近CMをよく見るわけですね。

 

こういう「設立〇周年」「発売〇周年記念」などのプロモーションを「周年事業」といいますが、これを上手く活用しているなと思いました。

 

〇周年というと、社内で記念のイベントを開催して終わり、ということも多いかもしれません。

それに対してチキンラーメンは、記念に新たな商品も発売して、それによって棚を大幅に確保しているのです。

 

■これは、相当前から準備をしてきたのだと思います。

1年間や数か月前では、なかなかここまでいろいろできないですね。

 

60周年を、ブランドをさらに大きくするきっかけにする意志が見られます。

周年事業を活かすことを考えたい、と感じたチキンラーメンでの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、〇周年というタイミングで何かできないでしょうか。長期的に、周年事業で何かプロモーションができないかを計画すると、新たな売れるきっかけとなる可能性があります。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!