売れるヒント

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【POP】対馬の蒟蒻ゼリーのPOP

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第180号です。

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■しばらく壱岐対馬ネタが続きますが、先日対馬に行った時の、スーパーで見たPOPです。

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地元のスーパーの店頭に、蒟蒻ゼリーが大量に置いていました。

 

そして、謎のPOPが付けてありました。

 

対馬の他のスーパーやドラッグストアでも、蒟蒻畑が大量陳列されていて驚きました。

よくよく調べると、韓国で人気があるようで、訪日韓国人のお土産の需要がすごいそうです。

 

そして、この謎のPOPですが、いろいろ調べました。

どうやら、カップタイプの蒟蒻ゼリーは韓国で持込み禁止させているそうです。

原因は、窒息事故が多発したことだそうです。

 

ただ、カップタイプ以外は規制されていないそうで、右側のパウチタイプであれば持込みできるそうです。

 

■訪日韓国人に向けた、親切なPOPですね。

おそらく、韓国人観光客の中には、知っている人も多いのでしょうが、母国語のPOPにされると安心感もあるのでしょう。

 

その効果もあってか、その蒟蒻ゼリーワゴンコーナーには韓国人観光客が群がっていました。

 

私が見た感じでは、持ち込みがNGな、カップタイプの蒟蒻畑も売れていたようです。

持ち込みはできない分、観光中に食べようという効果もあるのかもしれません。

 

■よく知られていることでも、親切にPOPで表記することは大事かもしれませんね。

 

もしかすると、あまりにも問い合わせが多いために、仕方なくPOPにしたのかもしれません。

そうであったとしても、ちょっとした気づきが得られた、蒟蒻ゼリーについてのPOPでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスについて、当然知られているようなことでも、改めてPOPにしてみることもアリかもしれません。知らない人には訴求ができ、知っている人には再認識の安心感を与えることができるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!