【企画力】壱岐の「ウニを学べるウニ丼」
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もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!
さて昨日は、出張先の対馬から、朝の高速船で壱岐へ移動でした。
壱岐で仕事が終わった後、一支国博物館、そしてウニ丼を食べて、福岡経由で帰京しました。
いろいろな気づきがあり、有意義な出張でした。
それでは、「売れるヒント」第176号です。
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■出張先の壱岐で、名物のウニを食べました。
私が選んだのは、写真の「食べ比べウニ丼」です。
■これは、「4種類の味を比べることができる」のが「売り」でした。
4種類とは、
・チリ産ウニ…日本で最も親しまれているウニ
・海外産ウニ…カナダやメキシコなど北米のウニ
・国内産ウニ…国内産のウニ(ロシアとの国境付近も含む)
です。
これは、教養にも、話のネタにもなるので、慎重に味比べしました。
■結果、以下が個人的な感想です。
・チリ産ウニ…回転寿司などでも親しみのある、よくあるウニの味。
・海外産のウニ…チリ産よりも濃い味で、苦みもある、個性的な味。大人の味。
・国内産ウニ…苦みも少ない、食べやすい優しい味。美味しい。
・壱岐産ウニ…国内産よりも、さらに苦みが少なくさっぱりした味で、柔らかい。
私は味覚は自信がありませんので、この賛否は別にして、「なるほど、なるほど」と、味わいながら食べて、勉強になりました。
なかなか食べ比べはできないので、ちょっとした教養となったと思います。
このように、「ウニについて学ぶ」「ウニの教養が身に付く」という付加価値が付いた料理に、感心しました。
ちなみに、この施設には「ウニ博物館」もあり、そのようなコンセプトなのかもしれません。
■ただ「おいしい」という料理店は、たくさんあります。
たくさんあるだけに、競争も激しく、なかなか差別化も難しいです。
それ以外の、別の付加価値をつけた料理店は、強いです。
その一例として、「売れるヒント」の気づきを得られた、「ウニについて学ぶこともできるウニ丼」でありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、競争にさらされていて差別化したいものはありませんでしょうか。その一例として、「教養を身に着けることができる」「学ぶことができる」ということもアリかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!