【陳列】駅の自販機と街中の自販機の違い
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このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!
さて昨日は金曜でしたが、土曜日曜と出張となり、週末の感じがしていません…
それでは、「売れるヒント」第174号です。
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■先日の仕事中に、とある駅を通りました。
駅のホームにある、自動販売機の写真です。
■暑い季節、ついつい自動販売機で飲料を買って、飲んでしまいます。
外出も多い私は、いろいろな自動販売機で買いますが、
「駅のホームの自動販売機は、珍しい商品が多い」と感じます。
駅のホームといっても、JR東日本しかわかりませんが、たとえば、
・冷たいコーンポタージュ
・野菜スープ
・贅沢バニラミルク
など、あまり街中の自動販売機では見ないですね。
も、実は自動販売機で売られているのは珍しいです。
■この違いが、なぜなのかはわからないのですが、いつも感心しています。
街中のコカコーラやサントリーの自動販売機は、売れ筋商品がきっちり置いてあって、しかも売れ筋はフェイスを広めにとっています。(同じ商品が数列並んでいます)
これはこれで、品切れが少なく効率的で、感心しています。
一方、駅の自動販売機は、種類の数が非常に多く、大抵は各1フェイスになっています。
この理由を考えてみるに、
・駅で買う人は老若男女様々で、需要が幅広い
・頻繁に商品の補充ができるので欠品の心配が少ない
という、「買う側の理由」と「売る側の理由」が思い浮かびます。
普通の路上では、その周囲のビルや店によって、客層に偏りが出てきますが、駅のホームはあらゆる人が通過する場所ですので、絞り込めないという事かもしれません。
また、駅の場合は、駅の売店などとも合わせて、早朝か深夜に補充しているのでしょう。その仕組みができているので、欠品を心配せずに多種類にできるのかもしれません。
■このように、様々な条件によって、種類の数を増やしたり減らしたりできるということが考えられます。
どちらも、それぞれの条件に最適化した販売方法なのかもしれませんね。そのように適応していくことの大切さを感じた、駅の自動販売機での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、販売の種類数は適正となっているでしょうか。多種類も少種類も、長所と短所があり、一概に言えませんが、商売の環境や条件に適応させる姿勢が大切と思われます。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!