売れるヒント

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【企画力】ビール業界の狙いを垣間見た

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このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第170号です。

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■先日、スーパーに行ったときの写真です。

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ビールのコーナーに、ご当地ビールが集められていました。

 

最近、スーパーでは普通に見かけるようになりました。

 

■このスーパーでは、川越・軽井沢・小樽・岩手などのビールがありました。

 

それぞれの銘柄で、黒ビールや白ビールなど、種類も多くなっているようです。

 

以前、全国各地のクラフトビールを集めたフェスを覗いたときに、確かにこれらの地域のビールがあったような記憶があります。

 

ご当地ビールの中でも、定番に勝ち残っている銘柄なのかもしれませんね。

 

■ここで感心したのは「やはり日本のご当地商品は強い」ということです。

 

ワインもいわゆるご当地銘柄ですね。ボルドーブルゴーニュ地方も、フランスの人にとっては「ご当地」となるでしょう。

一方で日本酒は、日本各地で作られており、お土産にも買われるご当地商品ですね。

 

親しみやすさとなると、やはり日本のご当地商品に軍配が上がると思います。

 

その親しみやすさから、何となく「全種類制覇」してみたいと思わせる魅力が出ると思います。私も、少しずつ飲み比べて楽しんでいます(笑)

 

■このようなことから、ビール業界の戦略を垣間見たような気がしました。

 

一時期、ベルギービールとかドイツビールなど、海外のビールも流行りました。やはり美味しさや本格さなど、格段の違いを感じましたが、なかなか定着しないのは、親しみやすさかもしれません。

 

日本酒のように、ご当地ビールをお土産に買って帰るのが当たり前の時代がくるかもしれませんね。企画力について考えた、ご当地ビールからの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスに、親しみやすさの要素はあるでしょうか。日本のご当地にからめることも、一つの手法かもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!