売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【POP】ワイン業界の取り組みを参考に

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

 

それでは、「売れるヒント」第167号です。

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■今回も、先日スーパーに寄った時の写真です。

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昨日取り上げたのと同じく、ワインコーナーです。

 

大量の赤ワインが並んでいるお店でした。

 

■ワインは、銘柄や産地国が多い上に、パッケージが外国語ですので、選ぶのが難しいものの代表格だろうと思います。

 

私もついつい、選ぶのが難儀なので、日本語で書かれた甲州ワインを選んでしまうことが多いです(笑)

 

学べば面白くなってくるのだと思いますが、初心者にとっては購入のハードルになっているのかもしれません。

 

■そんな中、感心したのが、写真の「赤ワインの味わい分布図」でした。

 

「味わい」は、渋みの強弱など、ワインの背面のラベルによく書いてあります。

 

ただ、1本1本見て比べるのは、相当な時間と根気が必要です。

 

その面倒さを解消して、購入のハードルを下げる試みとして、効果的な気がしました。

 

■このPOPは、ワインカテゴリーの売上を上げる、根本的な取り組みだと思います。

 

単に商品の特長を伝えるPOPも必要ですが、このような「買わない理由」に目をつけたものが作れたら素晴らしいですね。

 

他業界の試みが参考になるかもしれないと感じた、ワイン味わい分布図からの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスを購入しない理由に、わかりづらさはないでしょうか。もしわかりやすくすれば購入確率が上がるのであれば、図解POPなどの啓蒙によってカテゴリー全体の底上げになるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!