売れるヒント

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【企画力】映画『カメラを止めるな』は、やっぱり凄かった

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このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

さて昨日は、連日ですが、美術館と映画館に行きました。

東京駅の東京ステーションギャラリーと、三菱一号館美術館に寄りました。

今回は、普段親しみのない分野でしたので、勉強になりました。

ショーメ展、女性が多かったのですが、至る所から憧れの溜息が伝わってきました(笑)

 

そして、その後に映画館に行ったのですが、それは本文に書きたいと思います。

 

それでは、「売れるヒント」第165号です。

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■昨日は、話題になっている映画を観に行きました。

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最近、ニュースやネットでも話題になっている映画「カメラを止めるな!」です。

 

夜21時30分からの回だったのですが、満員でした。


■有名芸能人が出ている訳でもないのに、口コミで話題になっている、珍しい映画のようです。

 

何がそんなに凄いのかを確かめたいと思って、観に行ったのですが、口コミしたくなる人気の理由がわかりました!

 

ネタバレになるので内容は書きませんが、映画の後半では観客席から笑い声や「あー」という納得の声が入り混じって起こっていました。

なかなか歓声が上がる映画はないですね。

 

■ここで感心したのは、「驚き」と「なるほど、そういうことか!」という「納得感」が、観る人に快感を与えている、ということです。

 

推理小説や、サスペンスドラマなど、「謎解き」「発見」を楽しむコンテンツはたくさんあります。

それらも快感なのですが、成熟しており、予定調和な感じのものも増えている気がします。

 

今回の映画は、今までと違って、「怖さ」「笑い」「意外性」などの要素がいろいろ掛け合わさっていることが、新しいと感じる理由かなと感じます。

(あまり詳しく言えません…観てみてください!)

 

■「意外なものを組み合わせる」「顧客の納得感を引き出す」という企画力、言うのは簡単ですが、なかなか実現できる人は少ないと思います。

 

ただ、これは応用ができるかもしれません。

例えば商品でも、「この味、この成分なのは、こういう深い意味があったのか、これは凄い、人にも教えたい」というような「驚き」「納得感」を与えることができれば、売れるようになるかもしれません。

 

今回の映画は、純粋に楽しんだ以外に、そのような気づきも得られて、わざわざ観に行って、良かったと感じました!

 

「ああ、そういうことか!これは面白い!人にしゃべりたい!」と思ってもらえる「人を楽しませる商品やサービス」を作りたい、と感じた「カメラを止めるな!」からの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスに、人の好奇心をかき立て、人を楽しませる要素があるでしょうか。

「驚き」「楽しさ」「嬉しさ」など、感情を動かす要素が加えられないか、考えたいと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!