売れるヒント

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【物語力】トクホ歴21年ヨーグルトの歴史を語る

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

さて昨日は、代々木の陸上競技場で、知人の手伝いで、中距離走のタイム記録係をしてきました。

あらためて、スポーツマンはさわやかで礼儀正しい感触を受けました。

やはり、走った後は、爽快感と充実感で、そのような気持ちになるのでしょうか。

 

それでは、「売れるヒント」第162号です。

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■昨日の帰りに、米などの食料品を買いにスーパーに寄りました。

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こちらは、ヨーグルトコーナーに吊り下げられていたチラシです。

 

おなじみの「明治ブルガリアヨーグルト」ですね。

 

■こちらのチラシには「実は、ずーっとトクホ。」とあります。

 

トクホとは、「特定保健用食品」のことですね。わかりやすいサイトがありました。


最近、お茶がトクホになって「体脂肪を減らすのを助ける」と表示されたり、コーラが「脂肪の吸収を抑える」と記載されたり、コンビニやスーパーでも見かけるようになって、何かと話題です。

 

ですので、トクホの制度は最近のものかと思っていましたので、実は21年前からトクホ

というのは驚きでした。

 

■ここで感心したのは、「お客様に意外と気づかれていないこと」を改めて訴求する試みという点です。

 

おなじみのパッケージにも、トクホのマークが書かれているでしょうが、私もよく食べますが馴染んでいたのか全く気づきませんでした。

 

21年前からトクホなので、おそらく買う側も売る側も、当たり前になっていたでしょう。

 

そんな点に気づくのは難しかったかもしれません。

しかもそれを、手作り感のあるチラシの吊り下げで、商品の物語をまとめ、わざわざ店頭で実行しているのに感心しました。

 

■ゆくゆくは、吊り下げチラシで好感触が得られれば、テレビCMなどのさまざまな媒体で、このような訴求がなされるかもしれませんね。これからどうなるか楽しみです。

 

商品にも感心、それを物語にしている訴求に感心した、明治ブルガリアヨーグルトでの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、自分たちにとっては当たり前になっているが、他の商品・カテゴリー・業界では当たり前ではない、ものはないでしょうか?

そのような事柄をあらためて訴求することで、顧客に新たな面を発見してもらう、ということも考えられます。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!