【POP】季節によって変える訴求ワード
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もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。
さて昨日は、北陸に新幹線で行ってきました。昨日については、東京に比べて、湿度が少なくカラッとした暑さで、過ごしやすい感じがしました。
それでは、「売れるヒント」第155号です。
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■先日、仕事先でドラッグストアに寄りました。
医薬品のドリンク冷ケースコーナーに、CMでおなじみの「ヘパリーゼドリンク」が並んでいました。
高価格版など、いつの間にか、いろいろな種類が出ていますね。
■ヘパリーゼドリンクといえば、お酒を飲み過ぎた時とか、悪酔いした時などのイメージが強いですね。
コマーシャルも、年末になるとよく流れています。ちょうど「ウコンの力」と同じような感じと思って見ています。
ですので、飲み会の前に1本飲んでいったり、終わった後に飲み過ぎたと感じた時に飲むというイメージです。
■ここで注目したのは「POP」です。
今回の写真のPOPは、「ちょいダルに!」「ダルくたな時に!」とあります。
お酒ではなく「ダルさ」という疲労に訴求しているようです。
調べると、肝臓からくる疲れは、ダルく感じるそうです。その肝臓を元気にして、疲れを回復させる、というメカニズムのようです。
たしかに今の時期は、忘年会新年会シーズンほど飲み会もないでしょう。
そんな季節なので、あえて飲み会対策は出さず、疲労へのPOPを付けているということだと思われます。
■POPは、なかなか手間がかかります。
デザインを作る手間や、印刷する手間、ラミネートする手間、そして現場で貼る手間です。
そのようなことを考えると、季節毎に変えるのも大変ですね…
そういった細かい作業がちゃんとなされて、POPが差し替えられているのだと、感心させられたヘパリーゼドリンクでの気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスのPOPやカタログなどは、季節や顧客によって訴求内容を変更していますでしょうか。少し手間のかかる作業ですが、この作業によって新規顧客により訴求できる可能性もあるでしょう。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!