【パッケージ】小さいワインの良し悪しは
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昨日は帰りに書店に寄りました。ついつい寄ったら長居してしまいます…
面白い本を見つけました。
地理女子が教える ご当地グルメの地理学
尾形 希莉子 (著), 長谷川 直子 (著)
地理とグルメの両方が好きなので、一気に読んでしまいました。
旅行して食べ歩きしたくなる本です!
それでは、「売れるヒント」第152号です。
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■昨日、セブンイレブンに帰りに寄りました。
毎回、セブンイレブンの商品開発は、凄いなと参考になります。
今回は、ワインコーナーに寄りました。
■いつの間にか、ワインもセブン&アイのPBが増えていました。
昔では、ワインまでPBが出るとは、考えられなかったことですね。それだけコンビニの力が強くなったということでしょうか。
しかも、落ち着いたパッケージで、文字も英語になっていて、上手く作られているなと思いました。
■ここで注目したのは、写真の右側にある、背の低いワインです。
小さいワインは、今まであまり見たことありませんでした。
これは、あえて狙って作ったPBなのでしょう。
やはり、ワインの「ライトユーザー」「新規客」「おひとり様」「高齢者」など、「小さいサイズなら買ってみようか」という需要を狙ってのことと想像します。
たしかに、たとえば高齢者でしたら、「ワインの瓶は重くて持って帰れない」という時に、小さいサイズはいいですね。
■常識的には、他店のワインは大きいワインばかりですので、「少々高くても売れているのなら、わざわざ小サイズを作って単価を下げなくてもいいのに」という考えがあります。
しかし、あえて小さくしてみることによって、一時的には売上が下がっても、長期的には支持されるお店になることが期待できるかもしれませんね。
目先の利益も大事ですが、長期的な利点も考えて、企画を考えていきたい、と感じた、ワインでの気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、小サイズ・小容量・お試し版などはあるでしょうか。もちろん大サイズが売れた方がいいですが、あえて違う顧客を狙って小サイズを出してみるというのも長期的に良いかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!