売れるヒント

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【パッケージ】テーピングテープを見て考えた

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろとお役立てください!

 

 

 

さて昨日は、ブログのアクセス数を見たら、突発的に多くのアクセスがあったようです。いままでも時々ありました。取り上げる商品によって関心度が変わってくるのでしょうかね…面白いです。

 

それでは、「売れるヒント」第140号です。

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■先日、ドラッグストアに寄りました。

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こちら、テーピング商品で見つけました。

「バトルウィンテーピングテープ」だそうです。

 

■ワールドカップも盛り上がって終わりましたが、その意識が残っていたので、ついつい目に留まりました。

 

FCバルセロナが認めたテーピング」とのキャッチコピーと共に、選手の写真が載っています。すごい感じがしますね!

 

 

調べると、シリーズの商品が一通り同じようなパッケージになっているようです。

 

■ここで注目したのは、amazonの中に出ていた「従来のパッケージ」と思われる商品との比較です。

従来品は、文字で「パフォーマンスを高める」とか「ねんざを予防」など、機能をアピールしたキャッチコピーが載っています。

 

比べると、やはり「ビジュアル」で見ると、「スポーツ時に使用するのだ」というメッセージが伝わりやすいですね。

 

一方の従来品は、おそらくよく知っている・買っている顧客には、情報量が多くて良いのかもしれませんが、私のような関心が薄い人には目に留まりにくいのかもしれません。

 

■そういった意味では、新規の潜在需要を掘り起こすためにはビジュアル、既存客や競合品の客に向けての差別化には文字、という使い分けもアリなのかもしれません。

 

ワールドカップなどのスポーツが流行っている時期にはビジュアルのパッケージで新規訴求し、通常の時期には文字で競合からの移行を促す、という使い分けをされているのかもしれませんね。(あくまで想像です)

 

文字とビジュアルの使い分けについて、考えさせられた、テーピングテープでの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスを表現する時、目的に応じて、「文字」か「ビジュアル」かを考える必要があるかもしれません。どういう目的にはどういう表現が効果的か、様々な事例を参考にして学んでいきたいと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!