売れるヒント

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【企画力】乾電池のまとめ買いの誘惑

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろとお役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第138号です。

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■先日、スーパーマーケットに寄った時に見かけました。

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パナソニックの乾電池「エボルタ」が陳列されていました。

 

■この「エボルタ」ですが、最近いろいろなお店で陳列されているのを見かけます。

 

きっと売れているのでしょうね。

 

このお店でも、陳列台の上に大量に山積みされていました。

 

■キャンペーンもしているようですが、ここで注目したのは「容器」の面白さです。

 

写真のように、大きな乾電池を模したデザインの筒に、乾電池が10本入っていました。

普通は、4本とか8本がラップで巻かれていますよね。この容器は新しいです。

 

単なる「面白い容器」ではないのでは、と感じます。

確かにこの容器ですと、乾電池をまとめ買いした時に、家での保管がしやすいかもしれませんね。

今までは4本パックを買って、すぐ2本使った場合、残り2本の保管に困っていました。次に必要になった時、結局行方不明になって、また購入するということもあります(笑)

 

乾電池の保管容器が無い人の中には、「この容器が欲しいので10本まとめて購入する」という人もいるのではと想像します。

 

■このように、「見た目のインパクト」だけではなく、「必要性」を感じるような容器というのも、売れるヒントになるかもしれませんね。

 

商品自体ではなく、付加価値の部分でも購入動機が生まれることもあるのでは、と知らされた、乾電池エボルタの陳列でありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスを販売する際に、それ自体の内容や価格だけではなく、それ以外の部分で付加価値を出せることもあるかもしれません。その一例が容器であることもあるでしょう。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!