売れるヒント

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【コンセプト】「食べるラー油」から「食べるしょうゆ」へ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろとお役立てください!

 

さて昨日は、知人のバイオリニストの音楽鑑賞に行きました。

バイオリンに加えて、ファゴットなる楽器の演奏とのコラボもあり、聴きごたえ十分の演奏会でした。

楽器に無知なもので、またまた教養が深まったかもしれません(笑) 

 

それでは、「売れるヒント」第134号です。

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■こちらは、昨日スーパーで買い物したときの写真です。

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醤油が少なくなっていたので、調味料コーナーに寄った時に見つけたのが

「食べるしょうゆ サクサクしょうゆ」という商品です。

 

■この商品、初めて知りましたが、意表を突かれました…

 

 

詳細を見ると、フリーズドライしょうゆだそうですね。ガーリックやオニオンなどを合わせた調味料のようです。

以前ブームになった「食べるラー油」のしょうゆ版という感じでしょうか。

 

Amazonのコメントを見ても、食べるラー油をイメージしたという意見が多いですね。

好みはわかれるようですが、新たなコンセプトの商品であることがわかります。

 

ここで参考になったのは、「他カテゴリー商品のコンセプトの応用・横展開」ということです。

 

食べるラー油は成功しましたが、消費者としては、なかなか「醤油」を食べようと思わないですね。そんな中、よく開発したなと感心します。

 

定着するかはわかりませんが、こういう新たなコンセプトの商品は、一度顧客に提案してみないと支持されるかわかりませんよね。勇気ある発売と感じました!

 

■他カテゴリーのコンセプトを応用することが、「成功の秘訣」とは知ってはいますが、実際に実行しようと思うと難しいですね…

 

既成概念を打ち破って、実現させたことはすごい、と感じた「食べるしょうゆ」を見ての気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスに、他カテゴリーの成功コンセプトを応用できるところはないでしょうか。その時には、最初から無理と考えずに、常識から一旦離れて考えてみたいと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!